2024年4月23日
News

日本能率協会のセミナー講師として、実践女子大学の学生を対象に「デザイン思考を体感するワークショップ」を実施

弊社は、2024年2月29日に、一般社団法人日本能率協会のセミナー講師として、実践女子大学の学生を対象にした「デザイン思考入門・ワークショップ」の設計及び運営を担当しました。photo_01
デザイン思考の考え方について紹介する様子

実践女子大学 人間社会学部では、2024年4月から社会デザイン学科が新設されました。その特色のひとつとして「デザイン思考×データ分析で多面的な課題解決力を身につける」が掲げられています。そして学科新設の前に、学生のデザイン思考に対する理解を確認するだけでなく、ワークショップ参加学生には新年度からデザイン思考のリーダー的存在になって欲しいという担当准教授の思いから、実験的な位置づけでの「デザイン思考入門・ワークショップ」開催の依頼が日本能率協会にあり、すでに講師として実績のあるGK京都に声がかかりました。
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アイスブレイクでペーパータワーを制作する学生の様子

普段は企業を対象にしたデザイン思考ワークショップが多いため、大学生向けにプログラムの内容を分かりやすくすることに留意しました。当日は1年生から3年生まで13名が参加し「安全な二刀流生活を叶えてあげよう!」をテーマにワークを進めました。歩きスマホなど誰もがやっている身近な「二刀流」を題材に、周囲に迷惑をかける可能性や、自らを危険に晒す可能性があるにも関わらず、同時に2つ以上のことをやって過ごしている人が街中に溢れていることに着目し、「ながら〇〇」の二刀流生活を送る人たちも、その周りにいる人たちも、安心して過ごすことができるかを考えてもらいました。

事前課題として撮影してもらった二刀流生活の印象的なシーンをチームで発表、そこから課題定義をして、課題解決のためのアイデアを出していきました。アイデアのイメージをイラストで表現してみるチーム、アイデアの実現性を確かめるために模型を作ってみるチームなど、手を動かして楽しみながら試行錯誤している学生の姿が印象的でした。
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撮影してきた写真をチームで発表する様子(左)
模型を制作してアイデアの評価をしている様子(右)

参加した学生からは、1つの問題の答えが1つではなく複数の考え方があると分かった、グループワークだったことでより面白いアイデアを出せた、身近にある課題をデザイン思考を使って解決してみたいといった前向きなコメントをいただきました。

実践女子大学:https://www.jissen.ac.jp/index.html

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