弊社が参加しております新工芸研究会主催の「お誂えのものづくり展」において、全体企画およびデザインを担当しました。

お誂えのものづくり展:
京都府主催の「京都老舗のトークシンポジウム」(2016.3.13 島津製作所 本社にて)と合わせて行なわれました、
伝統産業と企業や法人が一体となった、お誂えの現代的仕組みづくりを提案する展覧会です。
「お誂え」という言葉にはいろいろな意味が込められています。
特別に注文して作るという単純な意味から、注文する人を敬う気持ち、そして作り手と使い手が一体となったものづくりまで、「京のものづくり」をささえる仕組みのひとつと言えます。
新工芸研究会では「お誂えの現代的仕組みづくり」をテーマの一つに掲げ、研究、試作等の活動を行っています。
「お誂えのものづくり展」では、企業・プロ向けのお誂えの一例として、島津製作所様の歴史、迎賓、設えから日常業務まで、五つのシーンを想定し、伝統工芸の技に新しい技術、素材も取り込んだ「お誂えのものづくり」を提案しました。今回は、その一部をご紹介いたします。
清水焼の陶板にサンドブラストで文様を入れた多目的プレート。素材展開として、漆、鉄板なども製作しています。

明治時代の島津製作所の製品である「連通管」をモチーフにした花器。

明治時代の島津製作所のカタログの図版を西陣織で表現し、手帳や懐紙などに展開。

このような試みを通し、伝統産業と企業や法人が一体となった「京のものづくり」の活性化の一助になれればと考えています。